レオズルエタ(Leo Zulueta)
ズルエタデザインのデザイナーであるレオ ズルエタは、1952年5月18日にハワイで生まれました。81年から本格的に彫師の道を歩み始めると「現代的トライバル」を世に知らしめた先駆者となりました。
レオ・ズルエタは、タトゥーについて正式なトレーニングを受けたこともなければ、タトゥースタジオで働いた経験もないのに、まさに独学で我流を築き上げたオリジネイターであり、有名ロックミュージシャン、スポーツ選手のタトゥーを手がけたことでも有名です。
彼が創始者と呼ばれる由縁は、単にボルネオや太平洋諸島の伝統的トライバルの図柄をコピーするのではなく、アールヌーヴォーやホットロッドなどからインスピレーションをミックスし、独自のスタイルを築き世界に広めていったことがあげられます。
さらには、大手ブランドのファッションデザイナーが絶賛したことで、彼のデザインは瞬く間に評判となりました。
『レオ ズルエタ』は、現在のタトゥー・シーンで、その名前を知らない者はいないほどのアーティストですが「人体」から「銀」にキャンバスを変え、トライバルタトゥー・ワールドを表現することにも果敢に挑戦し続けています。
ただ…それは、トライバルデザインをシルバーに施した単なるコピーではなく、そのアクセサリーの大きさや、ボリュームに合わせたバランス持ち合わせたトライバルデザインをシルバーに表現することでした。だから人は彼のことを「世界に名を馳せるワールドワイドな本物のアーティスト」と呼んでいるんですね。