レオズルエタ(Leo Zulueta)
ズルエタデザイン(ZULUETA DESIGN)の魅力は、なんといっても、ストロークに削られた表面にドラゴントライバルの深い迫力の彫りではないでしょうか。
平面的なフェイスに、サイドの立体トライバルが互いの魅力を引き立て合う計算された美を創造し、身に着けた途端…フェイスの強いインパクトと精緻な作られたデザインに魅せられてしまいます。
レオ・ズルエタは、ボルネオや太平洋諸島の伝統であるタトゥー独自のフリーハンド・テクニックにより「トライバル」としてタトゥ−の新境地を切り開いた事で有名になりました。
彼のオリジナリティ溢れるトライバルスタイルは、単に伝統的タトゥーの図柄をまねるのではなく、それぞれのクライアントの体にあわせて肌の上に直接デザインしてしまうところに真骨頂があります。
そのレオ・ズルエタが、この度シルバーをキャンバスとして、シルバージュエリーコレクションを発表しました。彼の研ぎ澄まされた感性とオリジナリティ溢れるトライバルを銀に刻み込んだ作品群は、シンプルであると同時にモード感溢れる美しい造形美をかもし出しています。
また、作品は全て、しかっりとした質感で、仕上げも綺麗ですし、銀の輝きと彫りこみのコントラストが印象的な作品は、そのシルバーの質感とあいまって上品、かつ高級感が漂っていますね。
トライバルを進化させよりファッション性のあるものに変化させた『ZULUETA DESIGN』。
トライバルは本来、太平洋諸島や、ボルネオ、インドネシア等に伝わる伝統的なタトゥと言うところから『海』のイメージが色濃く表されています。
ただ『海』といっても、安に夏のキーワードを表すものでは無く、伝統や民族性を表現したものになり「そこに存在するもの」「大いなる存在」神や神霊的な要素を兼ねる『海』を根底にデザインを起こしたアイテムが多く、それ自体が「お守り」としての効力があるハイクオリティな作品に仕上げられているんです。